毎回展示会に向け廃プラからテーブル、椅子や棚など作ってますが、倉庫に少しづつテーブルや椅子など溜まってきました。さて、企業さんの商談室やレストランに如何ですか?状態はとても綺麗です。展示会用とはいえ、実用に耐えうる仕様です。
ぜひぜひお問合せください。
遊べる3Dペン
AS-1で作成したフィラメントで遊んでみました。
PLAや再生ABS、廃プラに木粉を入れたフィラメント etc
結構はまりますね。
作成したフィラメントで、子供向けワークショップなんかも良いかもしれません〜。
廃プラもデザインになる
色や塗装がついている廃プラのリサイクルを依頼を受けることが多くなっていますが、それらを活かすと結構良いものができます。
これ廃プラからです。強度もあるので、もちろん座れます。
小物も製作できます。
ペン入れやコイン置きなどにも使えそうです。
これが、こういう使い方ができます。
なんでもおけます。
金型つくれば、なんでも作れます。
ブローディスク
小型機での試作やフィラメント作成で小麦粉のような木粉や貝殻(すごく細かいパウダー)などを混錬することが増えてきたのですが、ホッパー内で粉がスクリュにー落ちない現象(ブリッジ)することが多々ありました。オイル添加したり、工夫したりしてきたのですが、ブローディスクなるものを試しました。
こ、これは!!
エアーを繋げると、エアレーションと振動で粉が落ちていくではないですか!!
これは試作の幅が広がりますね。
パッケージング用途に古紙パウダー混ぜたりなど風合いが面白い気がします。
バインダー
廃プラPPとPEをプレス溶融させ、実用的なものを作ってみました。
強度もあり、使えそうです。企業さんからも依頼が増えており、
それぞれにあった提案ができればと思います。
エーペックスジャパンが展示予定のプラスチックジャパン (12/7, 8, 9) @ 幕張メッセでもテーブ
ルから小物まで展示予定です。
使われた布や革もまたデザインに
一度使われた布や革はプラスチックの様に簡単にリサイクルできないので、Matatabiの廃材アクリル看板のアップサイクル同様に、そのままデザインを活かしたらどうかということになりました。接着材として、石油系の接着剤ではなく、生分解性の接着剤を使用しています。
どうでしょう?!
これから表面研磨や傷防止コートして、加工してトレーやコースター、椅子の台座?などにできればと思っています。
PCR ポストコンシューマー : PETポリエステル 3
市場回収品(PCR : Post Consumer Recycled)の相談が増えてきました。
APEXのポストコンシューマー・配合グレードについては以下で紹介していますが
PCR ポストコンシューマー 1
ポストコンシューマー:廃タイヤ 2
今回は、食品飲料や化粧品ボトルやキッチン用品に使用されるポリエステル系樹脂のPCRについて紹介したいと思います。原料はケミカルリサイクル(化学的にリサイクル)されることで異物など除去されたものです。古着などがリサイクルされた原料を使用しています、をよくお店で見られると思いますが、これらもケミカルリサイクルが主流です。そのボトルバージョンと考えてくれれば簡単です。
写真の容器のようにPCR100%で成形しますと、色相や透明度などは改善の余地ありますが、形にはなります。色相は、左と右のボトルのように着色すれば補えます、というか綺麗になりました!
また、PCRの配合を落とすことになりますが、配合率を抑えることでも色目や透明度、加えて物性も調整できる余地が出てきます。
ご相談ください。
え?ヘルメットシールドが!
ポリカーボネートの廃材シリーズ
ヘルメットやシールドはMade by ポリカーボネートと思いますが、この廃材シールド(写真では茶色のシールド)を粉砕し、再生ペレットにではなく、今回はプレスしてみました。
綺麗なマット調!!何にでも合う!テーブルや椅子?
もう一つ驚きがありました。光を透過させると、ステンドグラス風になるのです。
これ元は廃プラですよ?ペレットにする以外でもリサイクルできます。
ポストコンシューマー:廃タイヤ 2
環境負荷の少ない素材について頭で整理しながら、廃タイヤ(TP : Tyre Powder)コンパウンド
の紹介です。
1つ目はリサイクルプラ原料を使った素材 (再生ポリカ リサイクルポリカ など)
2つ目はカーボンニュートラルな自然原料を配合した素材 バイオマスプラ でんぷん樹脂
植物由来プラなど
3つ目は廃タイヤや魚網など役目を終えた製品の有効利用です ポストコンシューマーなど
このMatatabiもカテゴリとしてはこの3つ目です
今回は廃タイヤのパウダーと樹脂とコンパウンドしたペレットやサンプルプレートです
タイヤまわりの用途では、カーマットや自転車のグリップ向けグレードなど試作進めています。PPやエラストマーなど、PCやABSへのコンパウンドも引っ張り強度が上がる傾向になりますので、用途展開色々可能性がありそうです。
写真の模型タイヤは卓上押出機AS-1でフィラメント作り、3Dプリンタで造形したものです。
マーブル追加
以前から紹介しています射出整形できるマーブル調のリサイクル原料ですが
http://matatabi-design.jp/2021/01/08/射出成形マーブル/
透明原料をベースに透き通ったクリア感の柄ができました。
MS019は海で、MR016はファイヤーそう炎のイメージですね。
MB009 MB018 MB020なんかは、シックで家電や自動車の内装になんて合うと思います。
同じマーブル配合でも、少しづつトーンが違います。
それがマーブルの特徴でオンリーワン、それが良いのです。
異樹脂同志や複合樹脂などは加圧し加工します。
大きい金型で作れば、それを切削してスプーンやフォーク
もっと大きい金型で作ればテーブルも可能かもしれません。